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2016.06.05 Little Lounge*Little Twinkleの今後について

「Little Lounge*Little Twinkleの今後について」

ご挨拶と報告が遅れてごめんなさい。
Little Lounge*Little Twinkleのメンバー、
初代ヴォーカリストあさのみゆきと田中景子が1年違いで妊娠、
そして出産するという、とても喜ばしい出来事が起こりました。

しかしLittle Lounge*Little Twinkleというユニットの活動、運営、
という側面では、苦しい状況に置かれた事態でもありました。
その2年間に幾つかのイベントの出演も決まっており、
もちろん、出演の辞退、そして活動の停止も探りました。
しかし救世主、深水チエさんの出現、そして二代目ボーカリストとして加入、
その甲斐あって、幾つかのイベントに出演し、活動を継続する事が出来ました。

しかしその後、色々な違いが見えてきました。
初代ボーカリストあさのみゆきさんは暖かい陽だまりの様な柔らかさと
可愛らしい毒を持ったヴォーカリストですし、
田中景子さんはガッチリと和音を捕まえ逃さないハーモニー感覚と、
熱い情熱を見事に描ける、独特なバランス感覚を持ったビオラ奏者であり、
その彼女達のセンスがLittle Lounge*Little Twinkleの骨格とイメージを作り続けていました。

でも、それとは深水チエさんの個性は違った。
音楽的な実力、対応能力、瞬発力は、僕も数々のアーティストを見てきましたが、
深水チエさんは郡を抜いた実力者です。
その音楽性を持って、ひとたび作曲に向かうと、トコトン遊び倒します。
魔術師にでもなりたいのでしょうか?
様々な仕掛けを作り、その都度、様々な挑戦をしていきます。

とても素晴らしいのですが、深水チエさんのそういった本来の音楽性は、
Little Lounge*Little Twinkle = 小さな部屋の小さな輝き、
とは遠く、小さな部屋に閉じ込めておくのが勿体無い才能でした。
もっともっと能動的で力強く、そしてイタズラな音楽家でした。

そして、私きだしゅんすけも、
今までLPchep3とLLLTで追求してきた、絵本的な世界観や癒しだけでなく、
本来は、魂の底に語りかけるような、力強さを持った音楽も心のどこかで求め続けており、
彼女との出会いで、そういった強い自分も開放しようと決意しました。

そしてsugarbee(深水チエ&きだしゅんすけ)
というユニットを立ち上げました。

そして、
ここでLittle Lounge*Little Twinkleの話しに戻ります。
そうした経緯があり、
では?Little Lounge*Little Twinkleを今後どうして行こうか?
と話し合いました。

先ほど触れましたが、
Little Lounge*Little Twinkleは
小さな部屋の小さな輝き= 室内楽のようなユニットを作ろう、と、そんな理想を描き、
結成したユニットです。
室内楽、とは、僕達の考えでは「少人数精鋭」
小さい部分にも目を行き届かせ、
細かな部分にも厳しさを持った音楽、だと解釈をし、
実際に厳しいリハーサルを何度も何度も積み重ね、
細部のアレンジに丁寧にこだわり、
ライブやレコーディングと向き合い続けました。

Little Lounge*Little Twinkle、そのスタイルにたどり着くまで、
立ち上げ当初は、本当に大変で、あさのみゆきと田中景子ときだしゅんすけの3人で、
何度も何度もライブの後に悔し涙を流しました。
インストゥルメンタルとアンサンブルと歌とコーラスと、
その「LLLTバランス」を見つけた時は、全身に鳥肌が立つくらい感動し喜び合いました。

しかし、Little Lounge*Little Twinkleの現在を見つめ直すと、
きだしゅんすけと深水チエがsugarbeeを結成し、
そして、あさのみゆき、田中景子が母となった今、
Little Lounge*Little Twinkleとして、その厳しいリハーサルやアレンジの研究作業を積み重ねていく、
時間の余裕が無くなってしまいました。

ですので今すぐに、
Little Lounge*Little Twinkleの活動を再開する事は、現実的に不可能になってしまいました。

とても残念ですが、Little Lounge*Little Twinkleを無期限活動休止とさせてください。

暖かいたくさんのご声援をありがとうございました。
Little Lounge*Little Twinkle大切にして下さって、大好きになってくれて、
心の底から嬉しかったです。
仙台や広島や大阪にも行きました。
2daysのワンマンライブも行いました。
しばらく、あさのみゆきと田中景子ときだしゅんすけの3人で、
Little Lounge*Little Twinkleの曲を歌えないという事が、とても寂しいです。

またいつか会えるその日まで!日々の努力を惜しまず音楽に向き合い続けていきます。
いつか会えるその日まで!

きだしゅんすけ 2016年 6月

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風に梅雨の匂いを感じる今日この頃
みなさまいかがお過ごしでしょうか

家族が増えてから2度目の季節、
落ち着くかと思えば
嬉しい心情の反面、
普段の生活すら夢のまた夢、の現実に
四苦八苦の日々を送っています。


一昨年の6月、
ヒソミネのライブを前に
メンバーへ家族が増える報告をしたときのこと
(我儘を言って、困らせてました)

出産して、慣れずにドタバタしてるときに
暖かい声を掛けてもらい
お世話になっていたスタジオで
木田さん、けいこさん、チエさんをはじめ、
たくさんの方に子どもを抱っこしてもらって
世間と距離を感じてた頃だったので
とてもとっても、ほっとした去年の5月、

LLLTの存在はずっとわたしに
寄り添ってくれていました
勇気を与えてくれました。


まだ仙台に住んでいた頃、
scrap book の歌詞を雪の日に
仙台まで来てくれた木田さんと
いっしょに考えた仙台駅前のカフェでのことも

いちごのおもちゃ楽器を
見せびらかしにきたら、曲ができて、
けいこさんにイタリア語の歌詞にしてもらい
みるみる素敵なおもちゃ楽器になったこと

ひとつひとつあげたら
本当にキリがないのですが
LLLTのコンセプトそのままの
わたしのだいじな思い出は
これからのわたしにとって必要不可欠な宝物です
LLLTはお休みしますが
今までLLLTで得たこと感じたことは
間違いなく血肉になっています

支えてくださったみなさまと
Little Lounge*Little Twinkleに
愛と感謝の気持ちを込めて

2016年6月
あさのみゆき

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「小さな部屋の小さな輝き」
その響きにキュンとしました。
どんな音がこの曲にいるかしら
この曲はどんな音を求めているだろうか
そんなことを探していくうちに
自由に発想しようと
一つの楽器を離れて
いつの間にか楽器も増えて
リハーサルの部屋はまさに小さい部屋に隠れた
音を探っていくようで
本当に楽しかったことを
思い返します。

わたしにとってLLLTはとてもとても大きな存在でした。
そこにしかない音がありました。
ここでしか作れない音がありました。
木田さん、みゆきちゃん、チエちゃんと
一緒にやらせてもらえて
本当に嬉しかったです。
ありがたかったです。

不甲斐なくて悔しいことも沢山あって
メンバーに迷惑もかけてしまいました。
助けてくれたメンバーに
あらためて感謝の気持ちを伝えたいです。

出産をして今、初めてのことに
恥ずかしながら、翻弄されています。
楽器は傍らにありながらも
今まで通りにはいかなそうで
でもこれも一つのあらたな生活
と、受け止めていきたいです。

Little Lounge*Little Twinkleを通じて皆様に会えたことは、何よりの財産でありこの先も励みであり続けます。
これまで支えてくれた人、聴きにきてくれた人、好きになってくれた人、皆様、本当にありがとうございました。
メンバーそして支えてくれた皆様に
心からの感謝をこめて
田中景子
2016年6月

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音楽を作ることをまだ漠然と考えていた頃、
Little Lounge*Little Twinkleというユニットと出会いました。
ただ即興でピアノを弾き語る日々から曲作りに興味を持ちはじめ、
当時勢いでマイクとMTRを手に入れたばかりだった学生のわたしは、
その音楽に衝撃を受けたのでした。

時は流れて、いくつか経験も積み、様々な人と出会い、
その先で、さいわいなことに今度は音楽家として
LLLTと出会うことになりました。
とりあえず一度あわせてみよう、とお誘い頂いてまもなく、
あっという間にわたしは小さな箱庭に飛び込むことになりました。
それはとてもとても、充実した時間の連続でした。

小さな箱庭の小さな輝き、絵本の世界。
この度、LLLTは一旦絵本を閉じて、それぞれの選んだ道を
見つめることとなったのだと思います。
でも絵本の記憶はずっと残る。やがてまた本を開くときもきっとやってくる。
そのとき、大人になって読み返した絵本が昔より輝いてみえるように、
LLLTのことをもっと好きになる。そんな風に思います。

はじめてLittle Lounge*Little Twinkleに出会った日のように、
憧れの気持ちで三人の演奏を聞く日を迎えられることを、
ひとりのファンとしてお待ちしています。
そして、LLLTの「今」を、心より応援したいと思います!

深水チエ 2016年6月

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All photo by urico